夜のお茶会@小慢

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鶯歌から台北に戻る頃にはすっかり日が暮れていました
台北最終日の夜は小慢さんのお店でディナーです
キャンドルの灯りがとてもいい雰囲気の夜の店内
和のテイストがきいたコース料理は
新鮮な野菜や魚中心の素材を生かした優しいお味で
とってもヘルシーかつボリューム満点☆
小慢さんお気に入りの食器やテーブルを飾る小物達が
お料理のお味と雰囲気をさらに盛り立ててくれています

もう、おなかいっぱい~。ごちそうさまでした☆
そしてお茶席のはじまりです

和のテイストを生かした女性らしい道具立てが美しい茶席
まずは、小慢さんのお点前で文山包種茶を
次に私が阿里山烏龍茶を
締めは小慢さんが東方美人茶を淹れてくださいました
私の淹れたお茶を飲んだことがなかった小慢さん
自分とは違う手順で淹れる私の点前が気になった様子で
点前途中であれこれ言ってくるのです
「(抽出時間が)長すぎるのではないか」とか「お湯が熱すぎるのではないか」とか
そしてひとくち飲んでみて
「あら、なんで?そんなに強くなってないわねぇ、おいしい~」と
ふふふっ☆
同じ茶葉を同じ茶器で淹れても淹れる人によって味わいは違ってくるものです
それこそがお茶を淹れる愉しみのひとつであるし
お茶を通してのコミュニケーションのひとつでもあると思うわけです
ただ黙ってお茶をいただくことの真意はそこにあるのだということを
再確認できた瞬間でした

確かに、小慢さんは「早い」(抽出時間が短い)です
サラサラと淹れていきますし、お茶の味わいもサラサラ系です
お茶屋さんの試飲で淹れる様ながっつり濃いお茶はもう飲めないともおっしゃっていました
そういえば、この数日間に訪ねたサロンではあまり清香系のお茶は飲みませんでした
飲み慣れた人たちは、老茶とか熟香系が好みになってくるのかなぁ~
すると、小慢さんいわく「やっぱり清香が好き」
あ~よかった!こういう人もいなくちゃね~

さしつさされつの夜のお茶会
楽しい発見がたくさんありました☆


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# by tea_wave176 | 2009-02-17 23:55 | 台湾通信 | Trackback | Comments(0)

岩茶 老茶

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今度は小さめの天目茶碗が並びました
その美しさには見とれるばかりです
使い込まれた茶壺で岩茶を淹れてくださいました
50年ものだそうですが
もうなんだかそういうことはどうでもよくなっていました

鄭さんの茶席はとにかく心地良いんです

鄭さんの席には、座ったまま手の届く位置に小さな蛇口とコンロがあって
コンロにのせたポットにそのまま水を注げるようになっています
無駄がなく、ラクチン、快適な設計です

茶盤として使っている石
いったいどのくらい美味しいお茶がしみこんでいるのだろう
なんてぼーっと考えながら
その形や高さやくぼみ具合
手になじんだ茶壺や茶海
すべて鄭さんが一番使いやすいものを使いやすいやり方で
大好きなお茶を淹れて来たのだなぁと

「文人茶藝」とは、このことなんだと感じることができた時間でした


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# by tea_wave176 | 2009-02-16 13:46 | 台湾通信 | Trackback | Comments(0)

東方美人茶 2003年

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川流には鄭さんの陶版作品と一緒に美しい天目茶碗が展示されています
天目茶碗作家の鄭さんのお父様の作品です
残念なことにそれらは売り物ではないのですが
展示ケースから数点を取り出してきた鄭さん
今度はその天目茶碗で東方美人茶を淹れてくださいました

「2003年のお茶だから、新しいよ」

1955年のお茶のあととあっては
そんな言葉もすんなり入ってきます

茶葉が入った天目茶碗をそのまますすっていただく東方美人
お茶碗から手に伝わる感触、口あたり、香り、喉ごし
すべてがとてもここちよく
いつまでもいつまでも何杯もすすっていました


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# by tea_wave176 | 2009-02-15 10:51 | 台湾通信 | Trackback | Comments(0)

鹿谷郷烏龍茶 老茶

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台湾4日目は鶯歌へ
日曜日の老街は大変な賑わいでしたが
お目当ての「川流」には静かな時が流れていました

鶯歌に来るたびに訪ねていた川流ですが
中に入ることができたのは今回が初めて
オーナーの陶版作家鄭さんにもやっとお会いすることが出来ました

茶席のセッティングがあったり
茶箱が並んでいたりしますが
ここは鄭さんが作る陶版アートのギャラリーです
独特の雰囲気と「間」を持つ鄭さん
なんだかどこかでお会いしたことがあるような
どこだったかなぁ~、うーん思い出せない。。。
妙な、いや不思議な感覚

じっくり作品を鑑賞し終えると
鄭さんがお茶を淹れてくださいました
1955年の鹿谷郷烏龍茶です
このお茶を鄭さんが手に入れたのは20年前だそうです

お茶もいろいろ
愉しみ方もいろいろですねぇ~
するすると柔らかく喉を通り過ぎていく50年もののお茶
何煎も何煎もいただきました☆


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# by tea_wave176 | 2009-02-14 11:22 | 台湾通信 | Trackback | Comments(0)

冬の茶室

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天気予報では記録的な暖冬といわれているし
東京では雪の日がない冬が続いていますが
冬の始まりがいきなり寒かったせいか
私の寒気スイッチはONになったまま
特に茶室で過ごす日はものすごい重装備です
そんな冬の茶室に咲く白梅
春の日への希望の光のよう
寒さで固まった心とカラダを解凍してくれます
冬があるからおいしい春のお茶ができるように
今はじっくりお稽古お稽古~☆


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# by tea_wave176 | 2009-02-13 08:04 | 茶席論 | Trackback | Comments(0)

佛手茶

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張さんオススメ「巴登烘培房」のパイナップルケーキです
原料のパイナップル栽培からこだわっているという餡は
冬瓜を使用していない100%パイナップル製
ぴりっと酸味のきいたさっぱりした甘さで
チーズ風味のサクサク生地との相性もばっちり!
箱もかわいくて、おみやげにいいわよ~っと張さん
注文しておかないと買えないからと
この日サロンで受け取れるよう張さんが手配してくれていました
お言葉に甘えてお願いした数は合計20箱近く。。。
大きなダンボールいっぱいに積み重なっていました
ああ~、本当に張さん、蔡さんに感謝感謝です☆
このお礼はまた次回!
最後にいただいた台湾の佛手茶もとてもおいしかったです~☆


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# by tea_wave176 | 2009-02-12 01:29 | 台湾通信 | Trackback | Comments(0)

雲南野生白芽

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張さんのサロンで蔡さんが加わっての夜のお茶会
次なるお茶は雲南野生白芽
お茶を求めてあちこち飛び回っている蔡さんが
雲南の奥地から持ち帰った珍しいお茶です
樹齢300年の大葉種の芽から作られたもので
製法は白茶によく似ているそうです
芽というより、ぷっくりとした蕾のような形で「芽苞」と表現していました
パンチの効いた白茶のような
でも渋味がなく甘ささえ感じる
これも大葉種なのか~という味わいには一同感動~☆
蔡さんのお茶を求める冒険旅行話にもさらに感動~☆

まだまだ知らない世界、知らないお茶がたくさんあるなぁ~☆


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# by tea_wave176 | 2009-02-11 23:25 | 台湾通信 | Trackback | Comments(0)

木柵鉄観音 老茶

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ディナーを終えて永康街を散策したあとで向かった先は張宜靖工作室
前日に訪れた攏翠坊でお茶を淹れてくださった張さんのサロンです
にぎやかな永康街の真ん中にありながら一歩お部屋に入るとそこは別世界
和室や貸切で使えそうな個室もあって
プライベートなお茶会などいろんな愉しみ方ができる素敵なサロンです

各お部屋の素敵な設えや張さんのコレクションを拝見していると
阿里山から戻った攏翠坊オーナー蔡さんが
わざわざ私達に会いに来てくださいました
うれしい再会です~☆
張さんが淹れて下さる木柵鉄観音の老茶をいただきながら
蔡さんを囲んでのおしゃべりがはじまりました


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# by tea_wave176 | 2009-02-10 11:32 | 台湾通信 | Trackback | Comments(3)

いちごかき氷

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屋台や通りすがりの小さなお店での食事も台湾での楽しみのひとつ
食べたいものリストを書き出せばびっしり品目が並びますが
なかなかすべてを食べつくすのは難しいものです

ごはん、お茶、ごはん、お茶、ごはん…

と書くと、ずーっと何か食べているようですが実はそうでもないんですよ
お茶のときはお茶だけですから

茶芸館ではお茶請けのメニューもありますし
お茶時間=お菓子時間と思われるほうが日本では一般的かもしれませんが
今回訪ねたお茶のサロンのような場所ではお茶が一番のごちそうなので
特にお菓子は必要ないなというのがこちらでは一般的なのだと思います

結果、一日三度のごはんをきっちりという
いつもより健康的な食生活だったかも~なんて

デザートのいちごかき氷だけはおさえましたけどね
あいにくマンゴーがない季節
代わりにたっぷりのいちごです
4人でシェアしてちょうどよい分量でした

大腸麺線40元
葱餅30元
に比べて、こちらは160元
なるほどねぇ~


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# by tea_wave176 | 2009-02-09 11:20 | 台湾通信 | Trackback | Comments(0)

小龍包

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山を降りるとそろそろディナーの時間
(ごはん、お茶、ごはん、お茶、なんです。。。)
台湾初体験組にはやはりここでしょうと、鼎泰豐に向かいました
お店の前はすでに順番待ちの人でいっぱいでしたが
30分待ちくらいならまぁいいかと待つことに

お店の外からはガラスごしに厨房の様子を見ることが出来ます
次々に蒸しあがり運ばれていく蒸篭たちが湯気の中で山積みになっては消えていく
活気ある厨房は見ていて楽しいものですよね~
順番待ちの人の数もすごいですが、その分のオーダーを次々にこなしていくスタッフや
システム化された流れもすごいです
30分の待ち時間で約50組のお客さんが流れていくわけですからね

ガラスにへばりついて厨房の中のシャッターチャンスをうかがっていると
ポンと蓋を取った蒸篭がひとつ目の前に置かれました
まだ蒸す前のぷっくらしたかわいい小龍包がきれいにならんでいます
厨房のスタッフが撮りやすいようにこちらにむけて置いてくれたのです!
このあわただしい厨房の中から
こんなうれしい心配りをいただけるなんて
とーっても感激しました☆
さすが台湾☆
小龍包とってもおいしかったです~


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# by tea_wave176 | 2009-02-08 18:28 | 台湾通信 | Trackback | Comments(0)