お茶研@台湾の旅 ⑦変わらない、お茶への道
明るい時間には緑の景色を贅沢に楽しめる場所です
今回はすっかり陽が暮れる頃に到着
景色が見えない分
山の気配と緑の匂いに包まれて
五感が冴え渡ります
食事のあと
茶室へ向かう真っ暗な道を歩きながら
気持ちはまっすぐお茶へ向かっていきました
食養山房のお茶淹れ人でもあります
数年前にはじめてお茶を淹れていただいた時
「毎朝仕事の前に座禅を組んで
お茶師匠であるオーナーにお茶を淹れます」
と、お茶修業のお話をして下さいました
「今もそうですか?」
「はい、毎朝座禅を組んで、お茶を淹れています」
月日を重ね
たくさんの経験を積んできたであろう今も
変わらずに修業を続ける日々
だからこそ
お茶への思いも変わらずに
謙虚でとても控えめなお人柄も変わらずに
いられるのでしょう
お茶を淹れて頂きながら
変わらないことの大切さを思いました
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by tea_wave176 | 2011-11-10 20:03 | 台湾通信 | Trackback | Comments(0)