お茶淹れ人の可能性
捜し歩いて出会ったうつわ謙心さん
いろんなうつわをあれこれ見立てることから始まって
伊藤剛俊さんにつながって
第四回お茶研「中国茶の可能性∞うつわの可能性」が生まれました
それぞれの可能性は
さらにいろんな方面に広がりはじめています
そしてそこから
もうひとつの可能性が見えてきました
お茶淹れ人の可能性です
今回のお茶研では
はじめて中国茶を淹れるという方も多くいらっしゃいましたが
そういった方達にも
見慣れない形の蓋碗や小さな茶壺でお茶を淹れてもらいました
皆が見守る中、はじめは手順がわからずとまどったりもしましたが
すぐに自然な動きになって
なんとも丁寧な静かなお点前で
安心してお茶淹れをお任せできていることに
とても驚きました
お茶を淹れる手順に気を取られたり
お点前を美しく見せることに捕らわれていては
なかなか身に付かない
自然でここちよい空気感を
すでに皆さん持ち合わせているのです
それはお茶に向き合う姿勢の中からこそ
生まれてくるものだと思っていました
もうひとつ
うつわと向き合う姿勢からも
生まれているのではと
うつわを愛でながら
大切に扱う心の働きが
このような静かな丁寧な
かつ凛としたお点前につながるのではと
あたらしいお茶淹れ人の可能性の発見です~☆
写真のうつわは
伊藤さんからお茶研終日参加者へのプレゼント茶杯です
おそろいの茶托も付けて下さいました
感謝感謝です☆
さらなる可能性を追求しつつ
とりあえず、あと5つ欲しいです。。。。
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by tea_wave176 | 2011-02-24 23:33 | 茶席論 | Trackback | Comments(0)