貴人点前
特別な方へお茶をお出しするお点前です
はじめてのお道具「貴人台」を使って新しい動きも加わります
基本の流れは変わらないのに
ひとつでも新しいことが加わると
とたんに全体の動きがぎこちなくなります
情けないです
細かく決められた「型」
先生の動きはとても自然で簡単に見えるのに
自分でやってみるとまったく違うものになってしまいます
「型」をまねるだけでは同じものにはならないのです
たったひとつの手を添える動きだけでも
そこに敬う気持ちがこもっているかどうかで
まったく違うものになってしまう
おもてなしの「心」の向かう先は
自分の内面だということを再認識しました
綺麗な動きでしょ~と人に見せるためのものではないし
美しい飾りでしょ~と喜んでもらうためのものでもない
見えないところ、隠されたところにこそ
真のおもてなしの心はあるのだと思います
現代茶席研究会では
そういう事も大きなテーマとして取り組んでいきたいと思っています
あたらしい挑戦です
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by tea_wave176 | 2010-08-15 23:03 | 日々のお茶日記 | Trackback | Comments(0)